交流分析理論 ー時間の構造化ー
人と人との関係はどのような段階になっているのでしょうか。
人は状況によって、深い関係を築いてよい場合と、そうでない場合があります。
恋人や夫婦、そして友達であれば、深い人間関係を作るのはいいことです。
だけどまだ出会って間もないときや、ビジネスや公的な場であれば、ある程度制限した関係が必要です。
交流分析では、そういった人のやり取りは、以下のような段階があるとして名前をつけています。
・ひきこもり → 儀式 → ひまつぶし → 活動 → ゲーム → 親密さ
たとえば初めて行くセミナーにて。
会場に入ってまわりは知らない人ばかり、ここでいきなり座っている人に話しかけませんね。
席についてもまずは意味もなく資料を見たり、ケータイ見たり。これが「ひきこもり」の段階です。
次に「儀式」。これは天気の話しやあいさつなど。
かけた言葉に対して、返事が予想できる内容になります。
「ひまつぶし」はもうちょっと仲良くなって、趣味の話しなどが出てきます。
「~を見た」とか「~に行った」という過去形の会話が多くなります。
話しが合えば、「今度、○○行こうよ」という話しがでますが、具体化されません。
「活動」は、「ひまつぶし」の提案が、具体的(場所や日時など)に決まっていくことです。
そして、「ゲーム」を経て「親密さ」へ。
「ゲーム」は一連の行動をさし、説明するには長くなります。
ただ、この「ゲーム」には混乱がつきもので、いろいろと嫌な感情を味わいます。
それを乗り越えると、最後の「親密さ」にたどり着くというわけです。
いま嫌な気分が付きまとうあの人との関係も、乗り越えると「親密さ」が待っているのかもしれません。
時と場合により、どの段階までその人と発展させていいのか、どこで止めるべきか、いまこの兼ね合いをとるのが難しく感じる人が多そうです。
コンタクト・ドアのメモ
交流分析でいうところの「コンタクト・ドア」の概念について書いてみる。
(交流分析は二者間の対人関係を徹底的に分析し、いろいろな概念にあてはめて説明したもの、かな)
コンタクト・ドアは、人と関わる際、自分の中のどの段階と領域を使って対応しているかを説明したものである。
コンタクト・ドアには、オープン・ドア、ターゲット・ドア、トラップ・ドアの3段階がある。
オープン・ドアは、他者と関わるときの最初の「領域」である。
オープン・ドアでその人との関係が作られたら、次のターゲット・ドアにすすむ。
最後のトラップ・ドアは、最も防衛されている「領域」で、より親密な人がたどり着ける。
家に例えてみると、オープン・ドアは玄関。
ここは郵便屋さんでもピザ屋さんでも、誰でも訪ねられる領域。
そこからさらに親しい友人などは、リビングに入れてもらえる。
このリビングのドアがターゲット・ドア。
最後のトラップ・ドアは、あまり他人を入れたくない自分の部屋、趣味の部屋、あるいはお風呂のドア。
それぞれの領域には、行動・感情・思考があてはまる。
どこに何があてはまるかは、その人のタイプによって違う。
たとえば、オープン・ドアが「感情」の人は、こちらも感情で対応すると、コミュニケーションが進みやすく、ターゲット・ドアに行きやすい。
その人のターゲット・ドアの領域が「思考」であれば、論理的に話しをすすめることで、その人のトラップ・ドアにある「行動」を引き出すことができる。
この人の場合、感情でコミュニケーションをとったあとに、思考を飛ばして、「さあ、やってみよう!」と行動を提起しても、その人はなかなか動かないかもしれません。
その人のタイプ、つまりどのドアにどの領域があるかを知ることで、対応しやすくなります。
困った人などには、最初は自分がまず相手の領域に合わせて、それから相手を調整していけます。
バランスのとれた人は、思考・感情・行動のドアが横並びで、いつでも近くにあって、開けられるということかもしれません。
Fuck dying in your sleep, I want to die of cuteness.
(OP:openarms/RB:iamkb/Vialittle hunter on vi.sualize.us)


